阿部真之助
心に響く真の政治、心に広がる助け合いの絆

ご挨拶

 福岡市議会議員、私 阿部真之助の議員活動への日頃からのご理解・ご協力に対しまして、心から深く感謝申し上げます。
 2003(平成15)年4月、皆さまのお力添えにより福岡市議会議員に初当選させて頂き、2023(令和3)年新春を迎え、議員生活も5期20年間満了しようとしています。
1999(平成11)年、初めて福岡市議会議員選挙に初出馬し、その時からご支援頂いた皆さまからの叱咤激励に支えられた「初心」を忘れることなく、福岡市民の皆さまの代弁者として、「福岡市民の皆さまにとって最良な選択肢は何なのか?」ということを常に考え、発言・行動を続けてまいります。また、これからの私の発言・行動が、常に市民の皆さまの目線に立ち、その立場を十分に理解し、その中でも特に弱い立場の方々に寄り添えているのかということに対して自問自答し、市民の皆さまと一緒になって政治活動を続けてまいります。
 令和の時代を迎え、輝かしい時代の到来かと思いきや、新型コロナウイルス感染症の蔓延により、日本国民の基本的な生活水準や経済活動は衰退の兆候を示しているだけでなく、教育現場の混乱や地域活動の自粛に伴う地域コミュニティの瓦解も生じています。また、我々の想定を遥かに超えた自然災害や環境問題に対しての危機管理体制の再構築や様々な基準や法令の見直しを迫られているといっても過言ではありません。
 しかし、この状況に悲観することなく、その中に存在する多種多様な事象をポジティブに捉え、科学的根拠やデータに基づいた正確な情報を「正確に」発信し、市民の皆さまと共に、先ずは「自助」を実践し、お互いに「共助」し、最後に「公助」を求める姿勢を堅持していくことが肝要であると考えます。兎にも角にも、我々政治家が率先垂範し、まだまだ吹き荒れている「政治不信の嵐」を、新型コロナウイルス感染症と共に終息させていくために、汗をかいていかなければならないと自省しています。
 最後になりますが、私の後援会長を務めて頂いた故稲尾和久氏から遺して頂いた「真之助君、君は城南区の区議会議員ではなくて福岡市の市議会議員だろう。確かに、地域の要望・陳情を解決・処理することも大切だと思うけれども、市議会議員としての広い視野と深い見識を持ち、福岡市全体を見渡して行動・発言すべきだと思うよ。」という言葉に負けない、そしてこの言葉の内容を愚直なまでに実践していく議員として、日常の議員活動を続けていく覚悟であります。これからも、これまでと変わらぬご指導・ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

阿部真之助
信念・理念(国政・福岡への提言)
 今、頭だけで創りあげてきた日本社会に綻びが生じ、その体制に何も疑問を抱かなかった自分を含めた国民の問題点が浮き彫りにされる中、我々は、このことを長期間放置してきたことに対して、真摯にかつ謙虚に反省しなければなりません。

 その反省を踏まえた上で、まず行うべきことは、憲法改正というより現状に相応しい新憲法の制定であります。戦後74年を迎えた今日、現憲法制定時の周辺事情とは大きく異なり、現憲法では対応できない分野・領域も多くなり、第9条においては、解釈の幅だけでは乗り越えられない様になっています。その点も考慮し、新憲法は、自由民主党綱領にも掲げられている通り、世界に貢献できる新憲法であるだけでなく、国民共通の目標・指針となる新憲法でなければなりません。何故ならば、その目標に向かい、国民が「一致団結」「和」を持って、自助・共助できる社会を構築できるからです。

 また、それと同時に、子ども達に「教育」を通して、家族をはじめとし、地域や国家に対しての帰属意識を持たせ、普遍の真理を学ばせ、更に自ら考える姿勢を持たせることが重要であります。「教育」の廃退が叫ばれる中、失ったものを元通りに戻すには、時間と労力が必要ですが、「教育」とは、失敗の許されない「人づくり」であるという概念を、国民が共有できるよう「教育」改革を断固推進すべきであります。

 今こそ、「新憲法」の制定と、「教育」改革を推進することによって、日本国民が本来持っていた「大和魂」が、自ら新しい価値観を生み出し、その価値観こそが、新しい日本並びに世界を創りあげて行くはずです。これまでの凝り固まった先入観や古い価値観を、客観的かつ冷静に見つめ、国民並びに政治家が新しい発想を試みることで、本当に今まで体験したことのない素晴らしい社会が生まれてくると、自分は信じています。
プロフィール
1964年(昭和39年)5月6日生まれ(58歳)
福岡市立長尾小学校・友泉中学校卒業
福岡県立修猷館高等学校卒業
鳥取大学医学部中退
九州大学法学部法律学科卒業(刑事訴訟法専攻)
1999年(平成11年)
福岡市議会議員選挙立候補 2,066票(落選)
2003年(平成15年)(1期目)~
福岡市議会議員選挙立候補 5,319票(初当選)
第2委員会(所管:保健福祉局、環境局、交通局)委員
     (2006年度 副委員長)
少子・高齢化対策特別委員会委員
文化・スポーツ振興推進協議会委員
2007年(平成19年)(2期目)~
福岡市議会議員選挙立候補 4,880票
第1委員会(所管:財政局、市民局、総務企画局他)委員
     (2007年度 副委員長)
     (2008、2010年度 委員長)
少子・高齢化対策特別委員会委員
文化・スポーツ振興推進協議会委員
自由民主党政令指定都市議員連絡協議会アーバンユースネット20福岡市代表
2011年(平成23年)(3期目)~
福岡市議会議員選挙立候補 5,633票
第5委員会(所管:道路下水道局、環境局、水道局)委員
     (2011、2012年度 委員長)
少子・高齢化対策特別委員会委員
文化・スポーツ振興推進協議会委員
自由民主党福岡市議団総務会長(2011年~2013年)
自由民主党福岡市議団政務調査会長(2013年~2014年)
2015年(平成27年)(4期目)~
福岡市議会議員選挙立候補 8,355票
第5委員会(所管:道路下水道局、環境局、水道局)委員
議会運営委員会委員(2015、2016年度 運営理事)
         (2017、2018年度 委員長)
少子・高齢化対策特別委員会委員
大都市税財政制度確立推進協議会委員
自由民主党福岡市議団幹事長(2015年~2018年)
2019年(平成31年、令和元年)(5期目)~
福岡市議会議員選挙立候補 6,489票
第73代福岡市議会議長
 (2019年5月20日~2021年6月23日)
※全国の市議会は、815市議会
全国市議会議長会都市行政問題研究会会長(2019年度)
九州市議会議長会会長(2019年度)
※九州内の市議会は、119市議会
福岡県市議会議長会会長(2020年度)
※福岡県内の市議会は、29市議会
福岡都市圏議長会会長
 (2019年5月20日~2021年6月23日)
※福岡都市圏議長会:福岡市・宗像市・福津市・古賀市・糸島市・那珂川市・春日市・大野城市・太宰府市・筑紫野市の10市議会並びに新宮町・久山町・粕屋町・篠栗町・志免町・須恵町・宇美町の7町議会の議長で構成
総務財政委員会(所管:財政局、市民局、総務企画局他)委員
(2019、2020年度)
生活環境委員会(所管:道路下水道局、環境局、水道局、消防局、交通局)委員
(2021、2022年度)
少子・高齢化対策特別委員会委員
大都市税財政制度確立推進協議会委員
自由民主党政令指定都市議員連盟政務調査会長(2019年~2021年)
自由民主党政令指定都市議員連盟幹事長(2021年~2023年)
地域活動並びに支援団体・所属団体
長尾ソフトボール連盟顧問兼選手
樋井川ソフトボールリーグ顧問兼選手
長尾ファイターズスポーツ少年団顧問兼OB
福岡市少年軟式野球連盟会長
福愛野球連盟会長
福岡市ソフトボール協会副会長
城南区ソフトボール協会会長
西部地区レディースソフトボール連盟会長
福岡市なぎなた連盟会長

福岡市医師連盟推薦議員
福岡市歯科医師連盟推薦議員
福岡市薬剤師連盟推薦議員
福岡市獣医師会顧問
福岡市鍼灸師会顧問

福岡市宅地建物取引業協会推薦議員
福岡市宅地建物対策市議団幹事長
福岡市私立幼稚園連盟振興議員
福岡市保育推進議員連盟議員
〈所属スポーツチーム〉 ※【 】内は背番号
ミックスバレーボールチームペガサス【1】
長尾2丁目ソフトボールクラブ
(長尾ソフトボール連盟所属)【0】
長尾4丁目ソフトボールクラブ
(樋井川ソフトボールリーグ所属)【11】
福岡市政への提言
 稲作・仏教・製鉄などの様々な文化や技術は、大陸から福岡をはじめとする九州北部に伝来し、日本全体に伝播していきました。新しいモノを受け入れ、それを日本化することによって文化を育んできた日本において、福岡は重要な役割を担っていました。地理的近接性が最大の要因ですが、あけっぴろげで進取な気性であるという「おもてなし」のまち独特の市民性が育まれてきたことも、このことに大きな影響を与えています。

 戦後の欧米に追いつけ追い越せの時代は終わり、日本の中でも東京のようなまちを目指せば間違いないという時代も終わった今日、福岡(厳密には福岡市)は、32年前に「活力あるアジアの拠点都市」という都市像を掲げ、まちづくりを推進してきました。今こそ、その中で培われてきた新しい価値・機軸を波及させていくという重要な役割をしっかりと担っていくべきです。今を時代の転換点と捉え、日本の成長をも牽引する「志・勇気」をもって、発展のモデルとなるべきです。福岡は、そうなるためのポテンシャルを持っています。例えば、住みやすさ・食べものの旨さ・自然の近さ・創造性の豊かさ等がそれに当たり、中でも「シビックプライド」すなわち福岡が好きだと言える人が多く、自分の住むまちへの愛情にあふれています。

 このようなポテンシャルを活かし、かつての福岡がそうだったように、日本のモデルとなる「トップランナー」福岡として、森記念財団の調査でも世界第3位と評価されたように、徹底的に住みやすさに拘り、更に九州の力を食・観光・ものづくり等の面で結集させることにより、アジアとの草の根の交流のボリュームを圧倒的に大きくできるはずです。そうすれば、アジアにおける成熟した国としての役割も果たせるし、経済的連携も作っていけます。その窓口としての役割を福岡が、堂々と担い続け、新しい価値観を日本国中に伝播させていくべきと、自分は考えます。