その反省を踏まえた上で、まず行うべきことは、憲法改正というより現状に相応しい新憲法の制定であります。戦後74年を迎えた今日、現憲法制定時の周辺事情とは大きく異なり、現憲法では対応できない分野・領域も多くなり、第9条においては、解釈の幅だけでは乗り越えられない様になっています。その点も考慮し、新憲法は、自由民主党綱領にも掲げられている

また、それと同時に、子ども達に「教育」を通して、家族をはじめとし、地域や国家に対しての帰属意識を持たせ、普遍の真理を学ばせ、更に自ら考える姿勢を持たせることが重要であります。「教育」の廃退が叫ばれる中、失ったものを元通りに戻すには、時間と労力が必要ですが、「教育」とは、失敗の許されない「人づくり」であるという概念を、国民が共有できるよう「教育」改革を断固推進すべきであります。
今こそ、「新憲法」の制定と、「教育」改革を推進することによって、日本国民が本来持っていた「大和魂」が、自ら新しい価値観を生み出し、その価値観こそが、新しい日本並びに世界を創りあげて行くはずです。これまでの凝り固まった先入観や古い価値観を、客観的かつ冷静に見つめ、国民並びに政治家が新しい発想を試みることで、本当に今まで体験したことのない素晴らしい社会が生まれてくると、自分は信じています。